Microsoftは2026年1月、SharePoint Online Plan 1/2およびOneDrive for Business Plan 1/2スタンドアロンライセンス(単体プラン)を段階的に廃止すると発表しました。

現在これらのライセンスを利用している企業にとって、「いつまで利用できるのか」「今後どのような対応が必要なのか」は気になるポイントではないでしょうか。

本記事では、Microsoftが発表した内容をもとに、対象ライセンスや終了までのスケジュール、既存利用者への影響について分かりやすく解説します。

この記事のポイント:

  • SharePoint Online・OneDrive単体プランの段階的廃止が発表
  • 新規販売は2026年6月に終了、サービス終了は2029年12月を予定
  • 利用中の企業は、将来のライセンス見直しに向けた検討が必要

廃止対象となるライセンス

今回廃止が発表されたのは、以下の単体プランです。

  • SharePoint Online Plan 1
  • SharePoint Online Plan 2
  • OneDrive for Business Plan 1
  • OneDrive for Business Plan 2

Microsoftは今後、SharePointやOneDriveの利用について、Microsoft 365スイートでの提供を中心とした方針を示しています。

Microsoft 365スイートとは?

Microsoft 365スイートとは、SharePointやOneDriveだけでなく、Exchange Online、Teams、Officeアプリなどをまとめて利用できる統合型ライセンスです。

代表的なプランには以下があります。

  • Microsoft 365 Business Basic
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
  • Microsoft 365 E3
  • Microsoft 365 E5

SharePointやOneDrive以外のサービスも含めて利用できる点が特徴です。

いつまで利用できる?終了までのスケジュール

Microsoftが公開している主なスケジュールは以下の通りです。

時期内容
2026年6月新規販売終了(実施済み)
2027年1月更新終了
2029年12月サービス終了

2026年6月以降は新しい契約ができなくなっています。
2027年以降は契約更新もできなくなり、最終的には2029年12月にサービス終了が予定されています。

廃止の理由

Microsoftは今回の廃止について、以下の理由を挙げています。

  • スタンドアロンプランの需要が低い
  • 想定外の利用が増加している
  • 単体SKU維持に伴う運用コストが増えている

実際に、弊社がMicrosoft 365導入支援を行う中でも、SharePointやOneDriveだけを単独で導入したいという相談は少なくなっています。

今回のMicrosoftの発表は利用実態や製品戦略を反映したものだと考えられそうです。

既存利用者への影響

現在対象のライセンスを利用している場合でも、すぐにサービスが停止されるわけではありません。
主な影響は以下の通りです。

  • 現在利用中の契約は契約満了まで利用可能
  • 更新終了までは利用継続可能
  • 更新タイミングで代替ライセンスの検討が必要

対象ライセンスを所有している場合は、今後の契約更新を見据え、自社のライセンス状況を確認しておくことをおすすめいたします。

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よくある質問(FAQ)

Q
SharePoint Online Plan 1を利用しています。すぐに移行が必要ですか?
A

いいえ。既存契約は契約満了まで利用できます。ただし、将来的に更新ができなくなるため、更新終了に備えて移行先の検討を進めておくと安心です。

Q
自社が影響を受けるかどうかは、どこを確認すればよいですか?
A

Microsoft 365管理センター等にて、所有しているライセンスを確認できます。

対象となるのは「SharePoint Online Plan 1」「SharePoint Online Plan 2」「OneDrive for Business Plan 1」「OneDrive for Business Plan 2」です。

Q
対象ライセンスを利用している場合、どのプランへ移行すればよいですか?
A

移行先は利用目的によって異なります。

  • OneDriveやSharePointを継続利用しながら、Teamsやメールも活用したい場合は「Microsoft 365 Business Basic」などのスイートライセンスが有力な選択肢です。
  • 大容量データの保管やバックアップ用途が中心の場合は、Azure Blob StorageなどのAzureストレージサービスも選択肢になります。

自社の利用目的に応じて最適な移行先を検討しましょう。

まとめ

  • SharePoint・OneDrive単体プランは段階的に廃止予定
  • 新規販売終了は2026年6月に終了
  • 更新終了は2027年1月予定
  • サービス終了は2029年12月予定
  • 用途に応じた代替ライセンスの検討が重要

今回の発表は、単にライセンスが終了するというニュースではなく、Microsoftがライセンス体系の整理を進めている方針がうかがえます。

現在対象ライセンスをご利用中の企業様は、契約更新のタイミングに向けて、自社に適したMicrosoft 365ライセンスやストレージ構成を検討しておくことをおすすめします。

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