「SharePointへファイルを移行したけれど、あとどれくらい保存できるのだろう?」
「特にエラーは出ていないが、容量不足にならないか不安…」

このような悩みを抱える中小企業のIT担当者は少なくありません。

SharePoint Onlineは、Microsoft 365のファイル共有や情報共有を支える重要なサービスです。
一方で、オンプレミスのファイルサーバーとは容量の考え方が異なるため、「そもそも容量はどう決まるのか」「今どれくらい使っているのか」が分かりづらいという声も聞かれます。

そこで本記事では、SharePoint容量の基本的な仕組みから確認方法、容量不足時の対策まで、運用担当者が押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。

この記事のポイント:

  • SharePoint容量の仕組みと計算の考え方が分かる
  • 現在の利用容量やサイトごとの使用量を確認できる
  • 容量不足時に検討すべき代表的な対策を把握できる

SharePoint容量はどのように決まる?

SharePoint Onlineでは、保存できる容量が無制限ではありません。

利用できる容量は、契約しているMicrosoft 365ライセンスの種類と数によって決まります

基本的な考え方は以下の通りです。

  • テナント全体に基本容量(1TB)が付与される
  • ライセンス数に応じて追加容量(ライセンス1ユーザーあたり10GB)が付与される

📌 容量計算の一例)100ユーザー分の対象ライセンスを契約している場合

  • 基本容量:1TB
  • 追加容量:100ユーザー × 10GB = 1,000GB

✅ 利用可能容量:約2TB
※実際の利用可能容量は契約内容によって異なります。

SharePointでは、組織全体で利用できるストレージ容量が付与され、その容量を各サイトで共有する仕組みです。そのため、ある部門のサイトで大量のデータを保管すると、他のサイトで利用できる容量にも影響します。

SharePointをファイルサーバー代わりに利用している企業ほど、全体容量を定期的に確認することが重要です。

※容量仕様は契約プランやMicrosoftの仕様変更によって異なる場合があります。最新情報はMicrosoft公式情報をご確認ください。

SharePointの利用容量を確認する方法

容量状況はSharePoint管理センターから確認できます。
管理者であれば、以下の情報を確認できます。

  • テナント全体の総容量
  • 現在の使用容量、残り容量
  • サイトごとの使用量

自社のSharePoint利用容量を確認する

具体的には、SharePoint管理センター > サイト > アクティブなサイトにて確認することができます。

▼こちらは実際の弊社テナントの画面です

「全体容量に対する利用率」と「各サイトにて使用しているストレージ」が確認できます。
「使用済みストレージ」を降順にすることで、多くストレージを使用しているサイトも分かります。

SharePoint容量が増えやすい原因

「気づいたら容量が大きく増えていた…」というケースの、よくある原因を紹介します。

  • 動画ファイルや高解像度画像、CADデータなど、容量の大きなデータの蓄積
  • 重複ファイルの保存
  • 削除済みデータのごみ箱残存
  • バージョン履歴の肥大化

特に見落とされやすいのがバージョン履歴です。

SharePointは編集履歴を自動保存するため、頻繁に更新されるファイルでは、実際のファイルサイズ以上にストレージを消費している場合があります。

容量不足が心配な場合は、まず何が容量を消費しているのかを確認することが大切です。

容量が足りなくなった場合の主な対策

SharePointの容量が足りなくなった場合、追加ストレージの購入以外にも対策があります。

  • 不要ファイルの削除
  • ごみ箱の整理
  • 重複データの削減
  • バージョン履歴の見直し
  • アーカイブ運用の導入

もちろん、

  • Microsoft 365ライセンスの見直し
  • SharePoint追加ストレージの購入

といった方法も選択肢となります。

容量不足の原因が「運用」にあるのか「容量そのもの」にあるのか、切り分けをしてみましょう。

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よくある質問(FAQ)

Q
SharePointの容量って無制限ですか?
A

いいえ。SharePoint Onlineの利用可能容量はMicrosoft 365の契約内容によって決まります。利用状況によっては追加ストレージや運用改善が必要になる場合があります。

Q
SharePointの利用容量はどこで確認できますか
A

SharePoint管理センターから確認できます。テナント全体の利用量だけでなく、サイトごとの利用容量も確認可能です。

Q
SharePointの容量が足りない場合はどうすればいいですか?
A

まずは不要ファイルやごみ箱内のデータ、バージョン履歴などを確認し、容量を圧迫している要因がないか調査しましょう。それでも不足する場合は、ライセンス構成の見直しや追加ストレージの購入も検討できます。

まとめ

  • SharePoint容量は契約ライセンスで決まる
  • 基本容量とライセンス数で容量が算出される
  • 管理センターから利用状況を確認できる
  • 容量不足時は運用改善を先に検討する

SharePoint容量は、問題が発生してから対応するのではなく、日頃から状況を把握しておくことが重要です。Microsoft 365を長期的に活用するためにも、容量管理を含めた運用ルールの整備を進めていきましょう。

容量設計や運用に不安がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

参考情報

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