「チームの進捗が見えない」「個人のタスクが漏れてしまう」……。

多くの中小企業の皆様も、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

実はMicrosoft 365には、PlannerとTo Doという2つの似たようなツールが存在します。

本記事では、社内の生産性を劇的に向上させるためのPlannerとTo Doの違いと、具体的な使い分けのポイント、そしてTeams連携について解説します。

この記事のポイント:

  • Plannerは「チームの進捗管理」、To Doは「個人のタスク管理」で使い分けるのが基本
  • Plannerのかんばん方式とグラフ機能で、進捗の可視化とマネジメントが楽になる
  • To DoのOutlook連携と「今日の予定」機能で、個人の漏れと優先順位整理を実現できる

PlannerとTo Doの違いとは?

Microsoft 365のタスク管理において、まず押さえておくべきなのは、それぞれのツールの簡単な特徴です。

● Planner:チーム全体のタスク管理と進捗可視化

Plannerは、プロジェクト単位や部署単位など、「チーム」で動く仕事に特化したツールです。


・かんばん方式: タスクを「バケット」と呼ばれる列で管理し、視覚的に進捗を把握できます。

・進捗チャート: 誰がどれくらいタスクを抱えているか、円グラフや棒グラフで自動集計されます。

・担当者割り当て: 一つのタスクに対して、チームメンバーをアサインできます。

● To Do:個人の自己管理とルーティン消化

一方でTo Doは、「自分専用」の備忘録・タスク管理に特化しています。

・「今日の予定(My Day)」: その日に集中すべきことだけをピックアップして表示できます。

・リマインダー機能: 締め切りや通知設定で、うっかり忘れを防止します。

・Outlook連携: フラグを立てたメールが自動的にタスクとしてリストアップされます。


★ここがポイント!

結論として、「みんなで見守るプロジェクトタスクはPlanner」「自分だけの今日やるべき作業はTo Do」と使い分けるのが正解です。

業務効率を最大化する「Planner」でできること

Plannerを導入すると、これまでExcelやホワイトボードで行っていたタスク管理がデジタル化され、情報の属人化を防げます。

・視覚的な「かんばんボード」で進捗がひと目でわかる

Plannerの最大の特徴は、付箋を貼るような感覚で操作できる「ボード」形式です。「未着手」「進行中」「完了」といったステータスごとにタスクを並べ替えるだけで、チームのボトルネックがすぐに判明します。

・データの自動集計でマネジメントを楽にする

IT担当者にとって嬉しいのが、グラフ機能です。わざわざ会議を開いて進捗を確認しなくても、Plannerの「グラフ」タブを見れば、遅延しているタスクの数や、特定のメンバーに負荷が集中していないかを瞬時に確認できます。

漏れのない仕事を実現する「To Do」でできること

個人のタスク管理が疎かになると、チーム全体の足並みが乱れます。To Doは、個人の生産性を支える最強のパートナーです。

・「今日の予定」機能で優先順位を整理

朝一番に、膨大なタスクの中から「今日これだけは終わらせる」というものを選択。集中すべきポイントが明確になり、仕事のスピードが上がります。

・Outlookと連携

普段メールで利用しているOutlookでフラグを立てたメールが自動でTo Doにタスクとして登録されます。移動時間やちょっとした隙間時間にスマホやPCでフラグを立てたタスクに取り組みましょう。

【応用編】Teamsのタブに追加して生産性をさらに向上

中小企業のIT担当者として、ぜひ社内に推奨していただきたいのが「Teamsとの統合」です。

Plannerは、Microsoft Teamsのチャネル上部に「タブ」として追加することができます。
 

・チャットの流れでタスク化: 会議で決まったことをその場でPlannerに登録

・アプリの切り替え不要: コミュニケーションとタスク管理をTeamsの中で完結


このように、Teamsを「仕事のプラットフォーム」として活用することで、ツール間を行き来するタイムロスが減り、チーム全体の生産性は劇的に向上します。

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まとめ

  • Plannerはチーム単位のプロジェクト管理に、To Doは個人のタスク消化に特化している
  • Plannerのかんばんボードとグラフ機能で、進捗とメンバー負荷をひと目で把握できる
  • To DoのOutlook連携で、フラグ付きメールを自動でタスク化し漏れを防止できる
  • PlannerをTeamsのタブに追加すれば、ツール切り替えなしで業務が完結する

PlannerとTo Doは「競合」ではなく「補完」関係にあるツールです。チームと個人、それぞれの場面で使い分け、Teamsとの統合まで進めることで、社内全体の生産性を大きく引き上げることができます。

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