「あれ? あのアンケート回答、今日が締め切りだったか…」
日々、取引先や社内の各部署から大量のメールを受信していると、こんなヒヤリとする経験はありませんか?
例えば、人事部から届いた「【重要】人事評価アンケートについて」というメール。
タイトルを見て「あ、これは大事だ。後でじっくり回答しよう」と思ったものの、直後に顧客からの急ぎの問い合わせが入り、対応に追われているうちにメールが流れていってしまう——。
今回は、「重要だけど緊急ではないメール」を見落とさず、タスク漏れをゼロに近づけるための「Outlook ピン留め」機能をご紹介します。
明日からすぐに使える小技ですので、ぜひ社内のMicrosoft 365活用促進のネタとしてもお使いください。
この記事のポイント:
- ピン留め機能で重要なメールを受信トレイ最上部に固定し、見落としを防げる
- 「タスク発生で固定、完了で解除」の運用で、受信トレイをTo Doリスト化できる
- 操作は数クリックで完結し、明日からすぐに使える簡単な業務改善になる
Outlook ピン留め機能とは?
Outlook ピン留め(ピン止め)機能とは、特定のメールを常に受信トレイの最上部に固定表示させる機能のことです。
新しいメールが何十通届こうとも、ピン留めされたメールは決して流されることなく、常にリストの一番上に固定表示されます。イメージとしては、デスクのモニターの縁に、絶対に忘れてはいけない付箋(ポストイット)を貼っておく感覚に近いです。
この機能を使えば、「人事評価アンケート」のような、重要だけれどもすぐに着手できないタスクを常に視界に入れ続けることができます。
【図解】3ステップで完了!Outlook ピン留めのやり方
それでは、実際の画面を見ながら設定方法を解説します。今回は、埋もれがちな「人事評価アンケート」のメールを例に進めます。
手順1:対象のメールにカーソルを合わせる
まず、受信トレイの中でピン留めしたいメールを見つけます。
メールの件名付近にマウスカーソルを合わせると、いくつかのアイコンが浮かび上がります。
その中にある「プッシュピン(画鋲)」のマークをクリックしてください。操作はこれだけです。

手順2:最上部に固定されたことを確認する
ピンのマークをクリックすると、そのメールは自動的に受信トレイの最上部にある「ピン留めされています」というセクションに移動します。
これで設定は完了です。
この状態にしておけば、今日一日の業務でどれだけ新しいメールを受信しても、このアンケートメールは常に一番上に表示され続けます。Outlookを開くたびに「あ、これをやらなきゃ」と意識付けができるため、回答忘れを防ぐことができます。

手順3:タスクが完了したらピンを外す
アンケートへの回答が終わったら、再度ピンのマークをクリックしてピン留めを解除します。メールは元の時系列の位置に戻ります。
このように、「タスクが発生したらピン留め」→「完了したら外す」というシンプルな運用をするだけで、自身のTo Doリスト代わりとして受信トレイを活用できるようになります。

ピン留め機能がもたらす3つのメリット
このシンプルな機能を活用・周知することで、以下のようなメリットが生まれます。
1. 「探す時間」の削減
「あのメール、どこにいったっけ?」と検索窓にキーワードを打ち込んだり、スクロールして探したりする時間は、積み重なると大きなロスになります。ピン留めしておけば、素早くアクセス可能です。
2. 心理的負担の軽減
「忘れてはいけない」と頭の片隅で常に気にかけながら他の業務をするのは、脳のリソースを無駄に消費します。「ピン留めしたから忘れない」という安心感は、目の前の業務への集中力を高めます。
3. 社内のレスポンス向上(IT担当者視点)
Microsoft 365の管理者層がこの機能を使いこなすだけでなく、「Outlookの便利な使い方」として社内掲示板やTeamsで共有してみてください。
社員のメール見落としが減れば、再送の手間や確認のラリーが減り、全社的な業務効率向上につながります。これは「ITツールの利活用促進」という、貴社の課題解決の小さな一歩となります。
【事例集】働き方は、ここまで変わる。 導入事例7選
新しい機能を社内に浸透させる過程で、操作に関する問い合わせ対応や独自の運用ルールの乱立にお悩みの管理者様は少なくありません。本資料では、Microsoft 365の導入や運用定着、セキュリティ基盤の構築における実践的な事例集をご用意しました。
・従業員規模別(300名以下・301名以上)の厳選した7つの成功事例をご紹介
・運用ルールの体系化や、社内SNS活用による組織活性化のヒントを収録
Microsoft 365 担当者様の負担軽減と、貴社のスムーズな運用定着を実現する一助としてぜひご活用ください。
▼【Microsoft 365 導入事例】をダウンロードする

まとめ
- ピン留め機能は、重要だが緊急でないメールを受信トレイ最上部に固定し続けられる
- 「発生したら固定、完了したら解除」のシンプルな運用でタスク漏れを防止できる
- メールを探す時間が削減され、目の前の業務への集中力も高まる
- 社内でこの便利機能を共有すれば、再送の手間が減り全社的な効率化につながる
「重要だけど後回しになるメール」は、誰しもが抱える悩みです。Outlookのピン留め機能を活用し社内にも周知することで、個人のタスク漏れ防止と組織全体の業務効率化を同時に実現できます。
貴社のお悩みをお聞かせください
私たちは、数あるクラウドツールの中でもMicrosoft 365に特化して支援を行ってきました。
だからこそ、導入前の検討・設計から、移行、運用、社内への定着まで、企業が「つまずきやすいポイント」を熟知しています。
【例えば、こんなご相談をよくいただきます】
- 「導入したものの、一部の機能しか使えておらず、もっと業務効率化に活かしたい」
- 「自社の課題や働き方に合った、最適なライセンスプランや運用ルールを見直したい」
- 「全社へのツール定着や、情報システム部門の管理負担を軽減する方法を相談したい」
10年以上・350社以上の導入実績をもとに、貴社の課題に寄り添った最適な運用方法をご提案します。
「まずは現状のモヤモヤを聞いてほしい」といった些細なご相談でも構いません。ぜひお気軽にお声がけください。
-1-1024x691.png)
